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- Vol.2 男の野菜作り①
週末になったら太陽の下で野菜作りをしてみませんか?
昔、子供の頃遊んだ自然の土の匂いをかぎながら、そして、心地よい汗を流しながら野菜作りをしてみましょう。野菜を育てる愉しみ、収穫する愉しみ、そして、自分で作ったとびきりの新鮮野菜を、家族や友人たちと分かち合う醍醐味は、きっと、充実したひとときをあなたに与えてくれるでしょう。
さあ、今日からあなたも愉しい“野菜作り”にチャレンジしてみませんか?
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ドミタスは農地の有効活用を通じて、より多くの皆様に野菜作りの機会を提供いたします。ドミタス・ファームの家庭菜園は収穫の喜びはもちろん、運動やストレスの解消、また仲間との交流の愉しみがあります。ぜひ、この機会に入会してはいかがでしょうか? |
●ドミタス農園へのご入会お申し込みは、こちらまでご連絡ください。
ドミタス農園
〒227-0062
横浜市青葉区青葉台2-10-11
Tel 045-983-6233
Fax 045-983-7158
代表取締役 下山 博氏
■家庭菜園「ドミタス」のホームページ
http://www.kateisaien.com/
野菜作りは、あれこれと考える前に汚れてもよい靴と服を着て、土がある畑(または家庭菜園)に行って体験してみることです。講習会では、春蒔きネギの種を蒔いたり、支柱やトンネル作り、きゅうりネットの張り方などを実践しました。意外に愉しかったり難しかしそうだったりと、やはり、見るのと体験するのとではかなり違うようです。
1. |
ネギは酸性に弱いので早めに前作をかたづけ、石灰と肥料を混ぜ込んでよく耕しておきます。 |
2. |
畝の表面を、横長の板で平らにならし、さらに上からたたくようにして表面をならします。(発芽の揃えがよくなる) |
3. |
片方の手でもみながら、全面に1cm間隔くらいに種を蒔きます。 |
4. |
フルイで種が見えなくなる程度に土をかけていきます。 |
5. |
ジョーロで水をたっぷりとかけます。(ちょっと掘ってみると意外に水が中まで浸透していないことが多いので、かなりたっぷりとかけるのがコツ) |
1. |
クワの背面で溝をつくり、そこに種を蒔く方法や、板切れなどで等間隔に溝を作って種を蒔く方法などがあります。いずれも、ムラなく等間隔に種を蒔くように注意します。 |
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2. |
土を1cmくらいかけ、クワの背面で軽く押さえるようにします。(発芽の揃いがよくなります) |
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4. |
水をたっぷりとかけます。 |
1. |
直径5~6cmのビン底で円形の印をつけます。(種が片寄らなくてよい) |
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2. |
1ヵ所に4~5粒ずつまき、1cmくらい土をかけます。 |
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3. |
水をたっぷりとかけます。 |
良い方法は、なるべく根が横に広がるように植えます。 |
縦に深く植えると、根が横に広がるのに時間がかかりよくありません。 |
1. |
支柱を斜めに傾けてさし込みます。 |
2. |
反対側の溝にも支柱を斜めに傾け、先に立てた支柱と交差するようにさし込みます。 |
3. |
支柱と支柱が交差している部分に横支柱を渡します。なお、横から見てきれいに支柱が並ぶようにします。 |
4. |
斜めにすじかい材を加えます。 |
5. |
交差部分をしっかりとヒモで結びます。 |
6. |
苗は支柱の内側に植えていきます。 |
1. |
支柱材を約60~70cm間隔でさしこみます。 |
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2. |
畝をまたぐようにして支柱を曲げ、向こう側にさしこみます。 |
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3. |
畝の端は隅の野菜に影響が出ないように、少し斜めになるようにかけます。 |
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4. |
両サイドに杭を打ち、杭と全ての支柱をビニールヒモで結びます。 (こうするとトンネルの強度が上がります) |
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5. |
防虫ネットを上にかぶせます。 |
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6. |
防虫ネットの外側にも支柱をかけて押さえます。(強風の時にネットがまくれあがるのを防ぐため) |
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7. |
ビニールの端に土を十分にかけ、足で踏み固めます。 |
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8. |
トンネルの両サイドの端も、土を十分にかけ、足で踏み固めます。 |
温度が上がってきても蒸れることがない。
水やりがネットの上から簡単にできる。
虫がつきやすい野菜に向く。
1. |
支柱を作ります。(支柱の作り方参照) |
2. |
市販のきゅうり用ネットを購入し、支柱の上部にかけた横支柱に沿って1本ヒモを通します。 |
3. |
支柱に沿ったヒモにきゅうり用ネットを通します。 |
4. |
きゅうり用ネットを束ねているヒモをはさみで切ります。 |
5. |
ネットの端を見つけて棒にくくりつけます。(4ヵ所くらい) |
6. |
全体に均一になるように広げます。 |
7. |
支柱の下の部分に1本竿を通します。 |
8. |
ネットのひし形がピンと張るように整えながら広げていきます。 |
9. |
端を始まりと同様に支柱にしっかりと結びつけます。 |
ネットの端をしっかりと結ぶこと。
支柱の下側に1本竿を通すこと。
よい野菜を作るためには、やはり基礎知識が必要です。野菜作りのコツを押さえて、体験を重ねて、いろいろな失敗をたくさんするのが上達の早道かも知れません。
土の中に堆肥や腐葉土などの有機物を混在させ、よく耕してスポンジ状にします。土と土の間に空気が入るので、水はけがよく、土中の酸素も豊富で、保水力にも富みよい土になり、野菜がよく育つようになります。
冬の間に、堆肥や腐葉土をたくさん入れて耕し、数週間おいて繰り返し、これを数回繰り返すとよい土になっていきます。
苦土石灰(※1)と堆肥を畑の土によく混ぜ込んでから、次の野菜を植えます。
小松菜やラッキョウなどの丈夫な野菜は、植えただけで育ちますが、肥料を補充しないと、土がどんどんやせてしまいます。
ドロマイトまたはドロマイト質石灰岩を焙焼してつくる石灰肥料。
よい野菜が育つためには、肥料が重要なはたらきをします。肥料の種類には、油粕、魚粕、米糠などの有機質肥料と、硫安、過リン酸石灰、硫酸カリなどの無機質肥料があります。
また、無機質肥料の中には化成肥料のような複合肥料があります。
家庭菜園用としては、有機質の肥料と、各種成分を含んだ化成肥料を合わせて使うのが一般的です。
施す全体の肥料の1/2~1/3くらいを元肥(もとごえ)にします。
野菜の種類によって施し方が違うので注意が必要です。
・ | 浅く広く根がはるもの(キュウリ、とうもろこし、ハクサイなど) |
・ | 根が成長・肥大するもの(ダイコン、ニンジン、カブなど) |
↓ | |
元肥を畝全面にばらまき、20~30cmの深さに混ぜ込みます。 |
・ | 根が深くはるもの(トマト、ナス、ピーマン、メロン、オクラなど) |
↓ | |
種まきや植付けの前に、根の下10~20cmの深さに施し、その上に土を盛り、その後の育ちぐあいに応じて追肥していきます。 |
ドミタスファームでは、次の農具を共同で使っています。
その他フォーク、ジョウロ、薬剤散布用の噴霧器、移植ゴテなども必要になってきます。
使用頻度の多い資材は次のようなものです。
2.トンネル用支柱
3.ポリマルチ |
水分の蒸発が少ないので、水やりの手間がかからない。
畝から肥料分が流出しにくい。
雑草が生えにくい。(透明マルチを除く)
4.被覆(ひふく)材、保温材
保温や防虫のため、トンネルに被せたり、野菜を直接覆ったりする、各種の被覆材、シートなどはたいへん有効な資材です。横浜市内陸部の気候条件でも、これらを活用すれば、温室がなくても年間を通して、野菜作りができます。
連作(※2)障害の主な原因は、土壌病害虫や、その他根からの生育阻害物質の分泌などが原因とされています。
連作障害の出やすい野菜ほど、輪作にあたって休閑を要する期間は長くなります。 |
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4~5年輪作(※3)・・・ナス、トマト、ピーマン、スイカ、エンドウなど 2~3年輪作・・・キュウリ、インゲン、ソラマメ、ショウガなど 1年輪作・・・ハクサイ、レタス、エダマメ、セロリなど |
サツマイモ、カボチャ、コマツナ、ラッキョウ、タマネギ、フキなど
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同じ土地に、毎年続けて同じ作物を作ること。ナス科植物は連作のきかないものが多い。
地力の維持と病虫害をさけるため、同じ土地に生態的性質の異なる作物を一定の期間を置いて周期的に栽培すること。