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今日から始める男の趣味 男のパン作り 【フォカッチャ】
自分で作った焼きたてのパンと香り高いコーヒーで一日が始まる!

休日の朝、男が手作りのパンで家族をびっくりさせてみるのも面白い・・・。
爽やかな朝をコーヒーの香りを友に自分だけのブレックファーストを楽しむ・・・。
趣味が嵩じるととかく時間とお金を使うものと思いがちですが、身近に、そして手軽に楽しめるこんな贅沢な趣味はあるでしょうか?
さあ、今日からあなたもプロの“美味しいパン”にチャレンジしてみましょう!

フォカッチャ/FOCACCIA
千葉の名店―寺田 航シェフ指導による本場イタリアの味!

イタリアの代表的なパン。イタリア全土には様々なフォカッチャがあり、地域独特のトッピングもいろいろ。シンプルな配合なので、粉の風味が味わえます。また、オリーブオイルの香りが食欲をそそります。本場イタリアでは、具にチーズ、ソーセージ、いろいろな野菜をはさんでのせ、香辛料とともに焼き上げます。古代ローマ時代に原形が焼かれており、ピザの原形とも言われています。

材料はこちら レシピはこちら

プチ・メゾン プロフィール
20年以上も前、成田のあるホテルで何気なく食べたベーク・ド・チーズケーキ。そのすばらしい“美味しさ”との出会いが、私のパン作りの始まり・・・。時間を惜しまず、時間と愛情をかけたものは本当に美味しい・・・。“美味しい”という感覚は、人を本当に幸せにするものだと、私は思います。fromプチ・メゾン オーナー 寺田祐美子氏

千葉・成田では知る人ぞ知る、美味しい“手作りケーキ・パンのお店”として有名である。創立時、日本航空のスチュワーデスの方が集ってオープンしたお店としてマスコミに取り上げられ話題を呼んだこともある。無添加、手作りの香り高いフランス風パン&ケーキの数々は、成田地区だけでなく国際色豊かな近くの東京国際空港のアジア、ヨーロッパの客室乗務員が日本に立ち寄るたびにわざわざ買いにくる熱狂的なファンが多い。

プチ・メゾン DEDVIS 1983
住所〒286-0201 千葉県富里市日吉台5-26-1
Tel & Fax 0476-92-1472
営業時間10:00~19:00
定休日日曜日

材料
生地配合

強力粉……250g
塩……5g
砂糖……5g
インスタントドライイースト(*)……3g
水……150g
オリーブオイル……30g

(*)
3種類ありますが、どれでもOKです。 <手作りケーキのコーナーにあります>
・ミニサフイースト(125g入)¥320
・ナチュラルイースト(7g×3ケ)¥300
・フェルミパンドライイースト(100g入り)¥350


具の材料

プチトマト……半分に切る
パプリカ(赤・黄)
ブロッコリー……固ゆでにする
プロセスチーズ……好みの大きさに切る
ヤングコーン……(缶詰またはビン詰め)
<以下は香辛料コーナーにあります>
ブラックオリーブ(種なし) (ビン詰め)
乾燥バジル
オリーブオイル


使用器具キッチン雑貨店orデパートのキッチン用品売り場にあります

ボール……¥300~¥1100
ホィッパー(泡立て器)……¥500~¥1400
計量カップ……¥300~¥800
温度計……¥350
めん棒……¥400~¥700
電子はかり……¥2200~¥4500
スケッパー……¥300~¥460
のし台(パンをこねたり丸めたりする板)……¥1000~
はけ……¥400900
は100円ショップで買えるもの>


レシピ
準備


1.
フォカッチャ生地の配合の材料を正確に計り、それぞれボールに入れる。
2.
水はなるべく冷やしておく。
3.
オーブンの温度を220℃にあたためておく。

作り方



1

2

3

4

5

1.
強力粉に塩・砂糖を入れ手でよく混ぜ合わせ、中央に穴をあける。
2.
よく冷えた水の中に、インスタントドライイーストを入れ、ホィッパーで混ぜて溶かす。
3.
1の穴の中に、2を流し入れつかむようにして手で混ぜる。
4.
生地がボソボソと粉っぽく、まとまりきらないところで、オリーブオイルを加え、ざっくりとまとまるまでこねる。
5.
粉っぽさがなくなりまとまってきたら、生地をボールから取り出し作業台にのせこねる。
(台にこすりつけるように押し、押したら奥の生地を手前に折りたたむのをくり返しながらこねる)

プロのコツ その1
粉の風味を生かすために、あまりこねないのがポイント!
はじめは表面がゴツゴツしてちぎれやすい。生地の表面がなめらかになり、ちぎれにくくなればOK!(目安は5分くらい)こねあげた温度は27℃くらいがベスト。(こねあげたら温度計をさして計る)


7

10

6.
地をボールに入れ、ラップをして10分休ませる。<ベンチタイム1>
7.
生地を取り出し軽くたたいてガス抜きをし、裏返して四つ折にたたみ折り目を下にして閉じ、丸く形を整えたら6と同様に、さらに1時間常温で休ませる。
<ベンチタイム2>
8.
1時間たったら、冷蔵庫で一晩生地をねかせる。(目安は12時間)
9.
ボールから生地を取り出して、240gに分割する。残った生地は冷蔵庫に入れておく。
240gの生地を60gずつ分割し、軽く丸め20分休ませる。<ベンチタイム3>
10.
めん棒で生地を丸く伸ばし、天板に並べる。(生地がくっつかないように、作業台に打ち粉をして、手に軽く強力粉をつけるとよい)
11.
電子レンジの発酵を使って発酵させる。温度25℃以上、湿度75%で30~40分。(目安は、生地がふっくらとした感じ、生地が冷えきっている場合は1時間くらい)

プロのコツ その2
電子レンジがない場合は、お風呂場を利用してください!お風呂を沸かし、窓を閉めきり蒸気を充満させ、温度25℃以上、湿度75%の環境を作ればOK!


12

14

16

12.
具をトッピングする。(上にのせる具はお好みのものをのせて焼きましょう!)
今回はお店のものを紹介。生地に押しつけるように、具をのせたら、香辛料(今回はバジル)をふりかけ、軽く塩をする。
13.
220℃のオーブンで10分焼く。焼き色はほんのりつく程度でできあがり!
14.
焼きあがったら、アツアツのうちにハケで生地のまわりにオリーブオイルを塗ると乾燥を防ぎ風味が増す。
15.
9で残しておいた生地を同じ要領で仕上げる。
16.
発酵し終わった生地にはけでオリーブオイルを塗り、指で数ヶ所押して(フォークで穴をあけてもよい)塩を軽くふりかけ焼きます。
トッピング

本場イタリアでは、オリーブを好きなだけのせて焼いて食べます。
【塩フォカッチャ】【ローズマリー&にんにく&塩フォカッチャ】【ハーブ&塩フォカッチャ】などがおすすめ!これらはワインとすごく相性がいいので、ぜひ、お試しを!!

プロのコツ その3
残りの生地の利用法―残りの生地にピザソースを塗り、ベーコン、たまねぎ、きのこ、バジルなどをのせてとろけるチーズをたっぷりとのせて焼くと、本場のイタリアンピザのできあがり!!