- HOME
- 繋がる
- 年輪を重ねることはそれなりに愉しい人生
- Vol.1 柳澤愼一 氏


柳澤愼一氏は1952年にJAZZ歌手としてデビュー、今年で芸能生活51周年を迎える。
ジャズシンガー、俳優など幅広い活動の傍ら50年代から身銭を切って福祉活動を行ってきた。柳澤氏は自らも腰椎と頚椎のヘルニア・股関節脱臼に苦しみながらも、国民の福祉への意識参加を求めて、情熱的に東奔西走の日々を送っている。


1950年、不自由な生活を強いられていた戦災孤児、障害者を目の当たりにした柳澤少年は、慰問費用を捻出するために進駐軍クラブでジャズを歌ったーこれが現在に至るまで、我が国有数の福祉活動家として挺身(*1)を続ける原点であり、のちの芸能界入りにつながる。
(*1)
(ご本人曰ク)
「挺身」などと仰られては恐縮、高齢による不自由や障害にめげる事なく、今日をひたむきに生きてらっしゃる方々に接するたび、逆にこちらが勇気づけられ、心洗われる思いで帰途についています。
障害を抱えながら奉仕を続ける柳澤の半生が、『生き方の手本』の単行本で紹介された際、上智大学渡部昇一教授は「どうしてこういう人が生まれたのか、その精神の成長の過程を知りたい」と驚嘆している。


![]() ![]() (文芸社 03-5369-2299)が雑学のバイブルとして静かなブームを呼んでいるので、拾い読みをしてみよう。ご本人曰ク「必ず買ってください!尚、表紙が右掲のようにお洒落なので、カバーをかけずに持って歩きましょう!」 |
![]() |
![]() |











故徳川夢声をして「江戸とニューヨークを同居させた見事な男」と云わしめた柳澤ならではの幅の広さ・奥の深さ。 |
![]() |
![]() |



倒した競争相手が悲しみに沈むのを眺めて一人悦に入る!というのは性に合わない。自分さえ身を引けばすべて丸く収まる。私は常に『尺取虫』で生きてきた。ただし、尻尾を丸めて逃げた訳ではない。誤解・曲解を受けても一言の弁明もしない。――『沈黙は金』。
悔いを明日に残さず、『諦観こそが達観』。銭函(ぜにばこ)抱えて墓場へ入れる訳じゃなし、一度しかない人生、欲に溺れて汚れた金を、セコクさもしく残すより、
“大いに遊び、ちょっぴり学べ!”


|
![]() |
![]() |
「譜面も読めないアルバイト上がり、腰椎と頚椎のヘルニアと右胯関節脱臼に苦しむ欠陥人間が刻む不安定なリズムで申し訳ない」とお客様とメンバーに詫びる「昭和の変人・平成の奇人」に会いに行って、日頃の疲れを癒し、明日への活力を貰っちゃおう!


|

年輪を重ねることはそれなりに愉しい人生
- Vol.24 浅田顕 氏
後藤義治 氏 - Vol.23 萩原 かおり 氏
- Vol.22 堀江眞美 氏
- Vol.21 原田忠幸 氏
- Vol.20 齋藤佳名美 氏
- Vol.19 花れん 氏
- Vol.18 宮澤崇史 氏
- Vol.17 常磐津千代太夫 氏
- Vol.16 尹貞淑 氏
- Vol.15 土屋郁子 氏
- Vol.14 内野慶子 氏
- Vol.13 浅田顕 氏
- Vol.12 桜林美佐 氏
- Vol.11 出石尚三 氏
- Vol.10 只浦豊次 氏
- Vol.9 和田三郎 氏
- Vol.8 小林洋 氏
- Vol.7 永井明 氏
- Vol.6 ラモン・コジマ 氏
- Vol.5 母袋夏生 氏
- Vol.4 吉村葉子 氏
- Vol.3 伊達晟聴 氏
- Vol.2 辺真一 氏
- Vol.1 柳澤愼一 氏
年輪を重ねることはそれなりに愉しい人生
- Vol.24 浅田顕 氏
後藤義治 氏 - Vol.23 萩原 かおり 氏
- Vol.22 堀江眞美 氏
- Vol.21 原田忠幸 氏
- Vol.20 齋藤佳名美 氏
- Vol.19 花れん 氏
- Vol.18 宮澤崇史 氏
- Vol.17 常磐津千代太夫 氏
- Vol.16 尹貞淑 氏
- Vol.15 土屋郁子 氏
- Vol.14 内野慶子 氏
- Vol.13 浅田顕 氏
- Vol.12 桜林美佐 氏
- Vol.11 出石尚三 氏
- Vol.10 只浦豊次 氏
- Vol.9 和田三郎 氏
- Vol.8 小林洋 氏
- Vol.7 永井明 氏
- Vol.6 ラモン・コジマ 氏
- Vol.5 母袋夏生 氏
- Vol.4 吉村葉子 氏
- Vol.3 伊達晟聴 氏
- Vol.2 辺真一 氏
- Vol.1 柳澤愼一 氏